吉日通信 

子育て奮闘中の楽天家ママが発信するゆるり系情報ブログ

セメダイン靴用瞬間接着剤シューズドクターでくっつくものとつかないもの

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いつでもピカピカにちゃんとお手入れされている靴っていいですよね。

靴はカバンほど目だたないとはいえ、身だしなみとしてはとても重要なポイントです。

人混みを歩いていても、かかとが磨り減ったまま、革の色が白っぽくはげたまま、シミや汚れがついたまま…な靴は見えなそうで意外と目につきます。

中には高級ブランドのロゴマークが涙を流して泣いているんじゃないかと思ってしまうくらい、かわいそうなお高そうな靴とか。

逆にデパートの靴売り場で買える革靴だって、日々のお手入れをすればいい状態で履き続けることができます。

でも所詮消耗品。

切れたり、剥がれたり、穴があいたりなんてことが起こってしまうんですよね、残念ですが。

 

皆さんは捨ててしまう派ですか?

私は、気に入っている靴ならどうにか直して履きたい派です。

 

町の修理屋さんに持っていっても、

プロは本気なので「このくらいでテキトーに隠してあげるよ」なんて修理はしてくれません。

「材料がない」「この色は難しい」「エナメルかぁ」「直しても完璧にはならない(⇦から、したくないという意味)」などなど、

プロとしての絶対の自信がない限り(少なくとも今まで私が伺った場合は)断られてしまうことの方が多いくらい。

また、修理技術のお値段と靴の購入価格の兼ね合いもありますから、気軽に「はい、じゃ、お願いします」ともいかないんですよね。

そこで今回は、お気に入りだけど修理費をかけられない普段靴のDIYと称してセメダイン 靴用瞬間接着剤 シューズドクター スリムを使った靴修理の3連発をご紹介します。

成功例ばかりではありませんが、参考にしてもらえたら嬉しいです。

私が今回購入したセメダイン 靴用瞬間接着剤 シューズドクター スリム

やはり、くっつける素材や箇所によって効き目が異なるようです。

 

瞬間接着剤を眺めていると、不思議となんでもくっつけられそうな気になってくるんですけどね。

シューズドクターでくっついた①《タッセルが取れたエナメルのローファー》

何も変哲もないローファーなんです、、、

茶色のようなモスグリーンのような、なんとも不思議な色なんですが、何にでも合う!

だけではなく、とても履きやすいところがお気に入りだったのです。

なのに、、、タッセルが取れてしまいました。

本来はプロに任せるべきだと思います。

が!

接着剤で貼りつけてみることにしました。

<BEFORE> タッセルが外れました

歯医者さんで足下をパッとみたら、右足のタッセルの影も形もなくなっていたんです (´༎ຶོρ༎ຶོ`) ひーーーー

かなりテンションが下がりました。

ダメモトで同じ道を歩いて帰ったら…

まるで私のお迎えを待ってくれていたかのように、道端に落っこちていました。

そんなケナゲなタッセルを無事に回収… めちゃラッキーでした。

↓なんかダサい

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↓タッセルを引っ掛ける革紐が千切れています。

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こちら↓のセメダインの靴用瞬間接着剤をチョイス。

「シューズドクター」ですよ?心強いじゃないですか。
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靴底ハガレ用」って微妙ですが、

  • 「セメダイン」だし、
  • 評価もそこそこ高かったし、
  • 377円だったし、
  • 使用できるものが「合成ゴム、皮革、金属、硬化プラスチック、陶磁器、木材 他」

だったので。

さて、効果のほどは?

早速試してみましょう。

接着剤の正しい使い方

1. 水分を拭き取り研磨する
靴底の接着面が水濡れしている場合、あらかじめ水分を拭き取る。

付属のサンドペーパーで接着面を研磨する。

2. 少量塗布し貼り合わせ、約1分間押さえる
接着面の片面に少量塗布し、貼り位置を確認し接着剤を薄く押し広げるように接着面同士を貼り合わせる。

接着面同士を強く密着させた状態で約1分間押さえることで歩ける程度の実用強度に達する。

24時間静置することで、より強力に接着でき雨水にも剥がれにくくなる。

タッセルの輪っかになったところにちぎれた皮紐を通して、革紐もタッセルの紐も接着剤でくっつけます。

1分ほどぎゅうううーーーっと押さえて下さい。

⚠️必ず爪楊枝などの小道具を使いましょう

横着者の私は最初に何も用意せず、指に少しだけ付いた接着剤で皮膚が破れそうになってから焦って爪楊枝を出した人です。

取扱説明書には「約1分間で応急補修が可能」とあります。

が、24時間置くと「接着強度が約10倍」になるということだったので素直に従いました。f:id:Kichiji2:20200908001114j:image

<AFTER> タッセルが無事に装着されました

拡大して見ると…

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↑全然わかりません!

シューズドクターでくっついた②《ロープっぽいウェッジソールパンプス》

こちらのジュートっていうのかな、植物繊維を束ねたっぽいロープ生地が特徴のウェッジソールの夏靴なんですが、、、

とても履きやすいところがお気に入りだったのです。

なのに、、、ロープとロープの継ぎ目や、ロープとゴムの接着面が裂けてきてしまいました。

本来はプロに任せるべきだと思います。

が!

こちらもセメダインの靴用接着剤で貼りつけてみることにしました。 

<BEFORE>

↓かかと
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曲げられる部分の負担が大きいのか、左右両方ともこんな感じで同じように↓サイドに亀裂が入っています…
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靴用瞬間接着剤で貼り付ける

接着剤の正しい使い方はタッセルの修理↑を参照いただければと思います。

接着したい箇所の両面に爪楊枝で薄めに伸ばし、最低1分間は渾身の力で押さえつけました。

<AFTER>

完璧な仕上がりです ♪( ´▽`)

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シューズドクターでくっつかなかった①《プロに張り替えてもらったのに大変なことになったパンプスの底》

こちらの黒いパンプスなんですが、、、

以前、商店街の靴修理屋さんで靴底を貼り直してもらったのはいいのですが、大失敗。

そこの修理屋さん、年季が入ってそうなお店の佇まいだったのでスッカリ安心し切ってしまったんですよね。

これが失敗の始まり (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

普通、もともとの靴底を薄く削って、削った部分の上に新しいゴムの底を貼りませんか?

どちらのお店とは申し上げませんが、もともとの靴底を半分で切断して前部分を完全にはがし、ゴム底に付け替えているんです。

半分で切っている部分って、歩くたびに曲がるというか「しなる」部分ですよ?

もちろん履いていたら早々にはがれました。

しょうがないのでミスターミニットに持ち込みました。

「無理でしょうね」というお兄さんに「ダメもとで」とお願いしてトライしてもらいました。

が、やっぱりダメでした。

一見くっついたように見えても、歩くと分離するんです。

しょうがないので、この、なんでもくっつく(はず)のセメダインの靴用瞬間接着剤で自分で直してみることにしました。

↓この写真で伝わるでしょうか。半分で、バッチリ切れているのです (T ^ T)

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↓反対側も漏れなく (T ^ T)
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ま、普通なら諦めろってことですが。

どうせ捨てるのだったら、その前に悪あがきです。

↓ちゃんと接着するように、重しを置いてみます。赤ちゃん用のユラユラのタイヤを乗っけられる左足くん…
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↓どや!
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↓丸一日後…
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あぁぁぁ(>人<;) くっついてない…

↓右足くんも
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↓だいぶんくっついたみたいです。
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↓曲げてみましょう
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少し不安ではありますが、全然ダメだった左足くんに比べればまだくっついている方です。

↓敗者復活戦に挑む左足くん。
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↓そしたらなんと!
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やっぱりダメでした。

壊れた革靴をセメダイン靴用瞬間接着剤シューズドクターでくっつけてみた感想とまとめ

ローファーのタッセルはもちろんのことウェッジソールのパンプスも、完全に復活です。

どちらもかなりの頻度で履かれている割には全く問題なしです。

が残念ながら、流石のシューズドクターでも、半分でぶつ切りにされた靴底の切れ目をくっつけることはできませんでした。

重石を置いたり接着時間もじっくりかけたので、素材か接着箇所(⇦ものすごくしなる部分)に問題があったのだと思います。

一生履き続けたい大事な靴はプロに手入れしてもらうのがいいでしょうが、普段使いの靴ならこんな感じでどんどん自分で治してみるのもありですね。

まだ履きたいけど靴修理に出すのもなぁという少し壊れた靴を靴箱に眠らせているあなた、ぜひ自分で直してみてください!

意外と簡単に復活させることができますよ。