手前味噌ですが…手作り味噌が美味しすぎる!麹と塩と大豆だけ
手前味噌ですが♪( ´θ`)ノ、自分で作った味噌が本気で美味しくてたまらないアラフォーママのキチタロウです、こんにちは。
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手作り味噌が美味しいのは、愛情がたっぷり注ぎ込まれているから!だけではなくて、しっかり時間をかけて熟成させるからなんですってよー。
市販のお味噌は加熱して強制的に発酵させているものが多いらしい。
今日作っても明日食べられません。
今日作って来月も無理ですよ。
今日作って10ヶ月後です。
そうなんです〜、美味しい味噌にするには10ヶ月は寝かせて熟成させなくてはいけないのですよ。
また一年中いつでもいいわけでもなくて、大まかなスケジュールも決まっています。
暖かくなる前の1月〜2月に仕込み、気温が上がる夏にしっかり熟成させ、冬になってやっとできあがりってな感じで。
興味はあるけどちょっと大変そう〜、となかなか思い切れない方のために、この超面倒くさがりやのキチタロウができるんだから大丈夫!というエールを込めてご紹介します。
手作り味噌との出会いとその「愛」を少し語る
飽き性のワタシが今年で4回目の手作り味噌を作っている理由はただ一つ、手作り味噌と恋に落ちてしまったからなのです (*´∀`*)
一番最初のきっかけは地域の広報誌に出ていた「手作り減塩味噌講習会」で、ただの興味本位で参加したんですよね。
そうしたらなんとめちゃ美味しくてびっくり。
もともと味噌汁はおまけ程度にしか考えていない私には「美味しい味噌汁を作ろう」という気持ちはさらさら無く、できるだけ労力をかけずに作っていました。
そう、手作り味噌に出会うまでは…
初めて講習会に参加した年なんて、2リットルタッパー2つ分と1リットル弱を家に持ち帰り、「こんなに大量の味噌、一生かかっても消費できるわけない (´༎ຶོρ༎ຶོ`)」と思い家族に配ったくらいです。
人はコロっと変わるものです。
今ではほぼ毎日味噌汁を飲んでいます〜。
しかも、
ちびっ子たちまで「おいしぃ〜、もっとちょうだい!」と味噌の味見をしたがるんですから、驚きです。
手作り味噌で用意するもの
- 手作り味噌セット又は麹2.25kg、塩300g、大豆700g
もちろんバラバラで用意してもいいんですが、セットだと測る手間も省けてラクですし、すぐに取り掛かれるのが良いですよね〜 (*´∀`*)
アマゾンでも糀屋さんや味噌屋さんがご自慢のブレンドでたくさん販売しています。
↓容器まで一緒になっている超ラクラクセットもあるみたいです。
↓子どもと一緒に作るなら…説明書や観察ノートまで入っている手作り味噌キットもいいですね!
私は原田食品製造所のこちらのセット↓ 講習会で使っているものです。
3年目からは講習会には参加せずに材料だけ購入させてもらっています ♪( ´▽`)
材料は麹1袋 (麹2.55kg、内塩300g入り)と大豆5合 (約700g) とありました。
↓ 用意するもの続き↓
- 出汁昆布 ⇨お好みですが、まろやかな昆布の出汁が出るのでもんのすごくおススメ。10センチx10センチを切って投入しています。
- 圧力鍋 ⇨時間はかかるけど鍋でも代用可。ただ、覚悟はして下さい。お鍋だと茹で工程だけでほぼ終日かかります〜 (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
- 厚手のビニール袋 ⇨大きめのボウルやマッシャーなど、大豆を潰せるものなら何でも
- 消毒用アルコール ⇨焼酎でもいいみたい
- タッパーなどの容器 ⇨複数に分けても大丈夫。私は動かしやすいので2リットルタッパー2つを使っています。当面は100均タッパーでいいかなと思っていますが、いずれはタッパーウェア製の本格的容器が欲しくなっちゃうのかしら…って、6キロ用で3,700円ですか…。しばらくないですね。
- 大きめのザル ⇨なくても大丈夫ですが、あれば煮大豆を冷ますのにも使えるので。
↓新輝合成/トンボの25型(サイズ:直径35.5×高さ35.5cm)押しフタ付きです!
↓リスの6号みそ樽(25.3cmx21.1cmの6.5リットル)
↓利尻昆布
手作り味噌の作り方
私は自分が参加した手作り減塩味噌講習会で頂いたレシピを参考にしながら作ってます。
ネットでも検索すると沢山出てますので、自分に一番合ったものが見つけてくださいね。
↓大豆を洗って3倍の水に浸ける。
↓丸一日経つとかなり吸水して鍋1つじゃ足りなくなるくらい膨張しています。
↓沸騰させ灰汁を取り、
↓圧力鍋(高温)で10分。
(ご覧の通り我が家の圧力鍋は小さいので、この作業を2回に分けました)
↓親指と小指でむにゅっと潰れるくらいまで柔らかくなっています。
この柔らかさが足りないと、あとの「ツブシ」工程で泣きを見ることになりますので、ここは時間をかけてもやわやわにしておきましょう!
普通の鍋で煮込んでみたこともありますが、何時間もかかるので絶対に圧力鍋をお勧めします。
↓厚手のビニール袋に入れ、
↓大豆を潰します。
↓大豆のままの粒がなくなるくらいまで。
↓大豆が冷めたら麹を混ぜ (←この時点で大豆がしっかり冷めていないと、せっかくの麹がダメになってしまうので気をつけましょう!)、
↓よく混ぜます。
↓だんご状に丸めて、
↓空気が入らないように、ぎゅうぎゅうに詰めます。(タッパーはアルコールで消毒しておきましょう (о´∀`о))
↓とても良いダシが出るのでだし昆布を何枚か入れます。
↑撮影用に一部突き刺しているだけですが、実際には全身を味噌の中に浸からせます。
↓上にサランラップを被せ、
↓酒粕で
↓サランラップの周囲を密閉 (ぽく)。
↓蓋をして冷暗所へ。
これで10ヶ月間熟成させます。
味噌をぎゅうぎゅうにして詰めたらタッパーがかなり歪んでいて、無理やり蓋をしたら酒粕の密閉どころの話ではなくなった↑
作業時間が遅くとても眠かったため、強制終了…
あぁぁぁぁ、今年も美味しくできますように!
去年作った手作り味噌
赤いフタのタッパーはおすそ分け用↓
こんな感じに出来上がりましたよ〜 ♪( ´▽`)
手作り味噌のまとめ
まず、「手前味噌」とは…
自分で自分を褒めること。自慢。かつて味噌みそは自家製で、自分が造った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉。
参照元:手前味噌(てまえみそ)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書
もぅ本当にみなさんと手前味噌し合いたいです ♪( ´θ`)ノ
本当に自分で作ったお味噌は美味しいですから、ぜひぜひ挑戦してみてください!
気がついたら発酵食品が好きになっていました↓
では今日も健康に楽しく過ごしましょう〜 ♪( ´▽`)