吉日通信 

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子供にほうじ茶は要注意!カフェイン量は緑茶や烏龍茶と同じでした!

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最近一人でカフェインフィーバー真っ只中の0歳&3歳児のママです。

子供が小さいとカフェイン摂取量って気になりますよね。

上の子が2歳の頃ですが、週末のお出かけ中にお茶が飲みたいという彼に小さいペットボトル(300ml)の温かいほうじ茶を買ってあげました。

その時点ではほうじ茶にもカフェインが含まれているなんてつゆ知らず…

今日はその時に初めて知ったほうじ茶にも入っているカフェインについての記事です。

2歳児に小さいペットボトルのほうじ茶を丸々1本飲ませました

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午後のおやつで3分の1と夕飯で残りの3分の2で、まるまる1本を飲み切りました。

子供が通う保育園でもほうじ茶飲ませてもらっているところを見たことあるし、なんの違和感もありませんでした。

 

数時間後…

いつもは割とすんなり寝てくれる寝かしつけに全く応じず、キャーキャー楽しそうに大はしゃぎで走り回る始末。

まさにハイパーテンションの塊‼️

まるでスーパーボール‼️ 

家中を消灯しても落ち着かず、小一時間はかかったと思われます。

これはきっとカフェインの仕業に違いない⁈

反省の意味も込めて、ほうじ茶に含まれるカフェインについて学んだことをこちらでまとめてご紹介します。

ほうじ茶にカフェイン?って思いません?

麦茶が幼児にも優しいカフェインフリーな飲み物なことは知っていましたが、ほうじ茶ってどうなんでしょう?

100ml中のカフェイン含有量

ざっとこんな感じです↓

カフェイン、ほうじ茶、デカフェ、カフェインレス、カフェインフリー

 

参照元厚生労働省のウェブサイト

食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~ (mhlw.go.jp)

コーヒーがずば抜けているのは想定内ですが、ほうじ茶が煎茶と烏龍茶と横並びなことにまず驚きました。

ちなみに我が家の2歳児は300mlのほうじ茶を一人で飲んだので、60mgは摂取させてしまったことになります。

子供にとってのカフェイン60mgって多いの?少ないの?

実は日本では特に推奨数値が決められていないんです。

カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。

参照元厚生労働省のウェブサイト

食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

個人差なんですね!

そこで、厚生労働省のウェブサイトでは、あくまでも参考値として各国当局の発表を紹介するにとどめています。

カナダ保健省発表の情報によると、

子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)までとする。

参照元厚生労働省のウェブサイト

食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

4~6歳で45mgですから、2歳児に60mgは間違いなく多過ぎ‼️ ∑(゚Д゚)

私の無知というか不注意というか…本当に反省です。

子供に与えるカフェインの影響とは?

数年前の20代男性がカフェイン中毒で死亡したというニュースは衝撃的でしたが、この急性カフェイン中毒って大人でも結構怖いみたいですね。

ところで、子供がカフェインを摂取するとどんな影響を受けるのでしょうか。

カフェインが子供に与える影響については、コーヒーの専門家で元東京福祉大学 医学博士 神経行動薬理学 教授の栗原久がいろいろ発信されています。

カフェインを研究する元東京福祉大教授の栗原久さん(70)は「子どもが大量に摂取すると不安や、頭痛、疲労感といった離脱症状が生じるリスクが高まる」。脳を刺激し、眠気防止などには有用だが、「子どもの脳の発育を邪魔する可能性がある」と指摘する。
「特に知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与える」と栗原さん。三歳までは摂取を控えるべきだという。

参照元中日新聞の記事(2018年5月29日)

子どもにカフェイン 注意 コーラやココアにも入ってます:医療:中日新聞(CHUNICHI Web)

繰り返しますと、「特に知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与える」ので「三歳までは摂取を控えるべき」とのことです ( ゚д゚)

↓こちらも栗原久氏のインタビュー記事です。

…子どもにはカフェインは全く必要がないと言ってよいです。子どもが不要な刺激を受けると脳に余計な回路ができてしまい、大人になったときに薬物による興奮を求めるようになる危険性が高まります… 

参照元:日経スタイル記事

カフェインの健康リスク、世界で関心 摂取量に目安も|出世ナビ|NIKKEI STYLE

エナジードリンクにもカフェインが含まれているのはもはや周知の事実ですが、こちらの記事では今時の小学生のカフェイン事情が紹介されています。

「カフェインの効果を簡単に言えば“疲れた脳を興奮させてパワーアップ”させること。脳の発達途上にある子供が大量にカフェインを摂取すると、脳の中で不要な神経回路が過剰に作られてしまい、幻覚や妄想、痙攣などの発症リスクが高まる可能性がある。小学生はもちろん、中高生でも控えた方がいい」

参照元:マネーポストWEB(2018年7月5日)

小学生も常飲するエナジードリンク そのリスクと対策は? | マネーポストWEB

やっぱりまだうちの子にカフェインは早そうです ( ゚д゚)

カフェイン・マネジメントブック

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参照元アサヒ飲料ウェブサイト

「十六茶」の日の取り組み、健康コラム|「十六茶」|アサヒ飲料

十六茶」で知られるアサヒ飲料が「カフェイン・マネジメントブック」という子供向けのカフェイン摂取量チェックシートをつくっています。

水分補給した時にシールを貼るだけで、子どもの水分とカフェインの摂取量を簡単にチェックできる表です。

アサヒ飲料のウェブサイトからダウンロードできますよ。

もし、お子さんのカフェインの取りすぎが気になる場合は、お子さん自身に記録させて一緒に学んで見るのもいいですね。

体が大きい大人にとってのカフェイン過剰摂取はどうなの?

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カフェインを過剰に摂取すると、中枢神経系が刺激されることによるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、嘔吐等の健康被害がもたらされる危険があります。

1日に数杯程度であれば上記のような症状が出ることは滅多にないでしょうが、このカフェイン摂取許容限度というのは年齢だけではなく、性別や体重によっても大きく異なってくるようですので注意です。

参照元:日経スタイル記事

知っていますか? 自分のカフェインの「安全量」|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

カフェインに対する個人差ってなに?

カフェインによる感受性や影響には個人差があることはわかりましたが、具体的にどういうことなんでしょうか。

またまた栗原久氏の登場です。

カフェインは肝臓で代謝され、腎臓で排泄されるため、まず、これらに障害のある人では代謝や排泄が遅れ、相対的にカフェインの作用が強くなります。

また、男性より女性のほうが代謝・排泄は少し遅いとされます。特に妊娠中の方は遅くなります。本人だけでなく、胎盤で通じている胎児への影響も考えると、妊婦さんは、脳に作用するような物質の摂取を控えたほうがよいでしょう。

参照元:現代ビジネス 食の研究所ウェブサイト

興奮してもリラックス、コーヒーの作用を解明する|食の安全|JBpress

推奨されるカフェイン摂取量のまとめ

↓各国当局での推奨カフェイン摂取量のまとめ

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参照元内閣府食品安全委員会の資料⇨

https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf 

 2歳児にほうじ茶を飲ませて反省した話のまとめ

今回はペットボトル1本を飲ませてしまうという私の不注意でしたが、まだ一過性の影響で済みました。

が、これが習慣化すると将来的に与えかねない脳への長期的影響が怖そうです。

急性カフェイン中毒は極端な例としても、子供に関しては、摂取量をきちんと見てあげることが大事なんだなと改めて気づかされました。

一回飲んだだけでどうなるという話では無いですが、大人がその危険性をしっかり認識しておく必要がありますね!

反省…!

<参考>デカフェのほうじ茶があった

やっぱりどうしてもほうじ茶の味や香りが好き!という方のために、デカフェのほうじ茶がありました (о´∀`о)

 

ティーブティック やさしいデカフェ ほうじ茶 「カフェイン 0.00g」

オーガニックほうじ茶 ”鬼ほうじママ&ベビー” ノンカフェイン

<<注意>>

カフェインレスはカフェインが入っていないわけではないので、要注意です!

<参考>栗原久氏の著書

「カフェインの科学―コーヒー、茶、チョコレートの薬理作用」という本も出版されています。

気になります。

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